当会の紹介

会長挨拶

 小児救急看護認定看護師は、小児科医の不足、家庭における育児能力の低下、地域における小児救急医療体制の地盤の弱さなどを背景として、小児の医療現場の資質向上の必要性が社会的に求められ発足しました。

 このような社会的要請に応えるため、2006年に第1期生が誕生し今日に至るまで、子どもの緊急性の評価や心肺蘇生普及啓発、子どもの虐待防止、子どもの権利を尊重し健やかな成長発達のため家族も含めた支援などを目的として活動してまいりました。

 昨今小児医療の発展に伴い医療的ケア児を始め、複雑な病態や家族背景を持つ子どもたちが増加しており、2021年には医療的ケア児およびその家族に対する支援に関する法律が施行されました。これらを背景として、看護師特定行為研修を盛り込んだ教育課程として、小児プライマリケア認定看護師へ名称変更された後、2022年には第1期生が誕生しました。

 我々、小児救急看護認定看護師と小児プライマリケア認定看護師は、救急の現場だけでなく在宅看護に至るまで、また子どもたちやその家族だけでなく、地域社会に至るまでの全人的な関わりを行うことで、子どもたちの『最善』を目的とした活動を行っています。
 ご依頼やご相談等がございましたら、当会にご連絡いただけますと幸いです。

小児救急看護認定看護師会
会長 不田貴希

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